白猫闘病日記

チンチラシルバー17歳、心筋症が見つかってから今日まで。

しろねこ17歳10ヶ月を看取って。旅立ってからすぐやったこと。

ちょうど1週間前に、白猫みーさんは旅立っていきました。
親の看取りを経験したことがあるので、大体の流れは分かっていましたが、しばし悲しみに暮れた後は時間との闘いです。

本人を安らかな状態に整えるため、てきぱき動く必要があります。悲しさの絶頂で無理!!って感じなのですが、本人のため、そして自分のため、必死で動く時間は心の支えになるような気がします。

心臓が止まっても、まだ温かいんですよね。生きているように……
たくさん撫でて、ふわふわした感触を心に焼き付けて。

まず最初にペット用ボディタオルで体を拭いてあげました。いつもなら暴れるのですが、静かに拭かれている姿がまた悲しいんですよね。
ペット用ボディタオルがなければ、ウェットティッシュや濡れタオルでも良いと思います。
看取りの本には汚れが酷ければ体を洗ってあげるとありましたが、結構大変だと思います!何人かいればできるかと思いますが、うちの子はお風呂嫌いだったので、さすがにそこまではしませんでした。

そのあとはブラシで毛並みを整えてあげます。
いつもは市販の毛先が針金のようなブラシを使っていたのですが、さすがに肌が傷つきそうと思ったので、くしでとかしてあげました。

目ヤニや鼻、耳も拭いてあげて。食べカスがあるかもしれないので、歯磨きシートで歯も磨きました。これもウェットティッシュや濡らしたティッシュでもいいかもしれません。

そして時間が経つと体から水分が抜けてくる可能性があるので、小さな鼻栓をティッシュで作って詰めてあげて、おしりもおしっこマットを小さく切ったものをサージカルテープでとめてあげました。

それから目を閉じてあげることを忘れずに!
うちの子は大きな発作もなかったので、手を添えるとスッと閉じてくれましたが、発作などが酷いと閉じにくい可能性があります。(実際、親がそうでした)
自然と閉じるまでサージカルテープで軽くとめてあげてもいいかもしれません。私も「ごめんね!嫌だよね??でも、ちょっとだけごめん!!」って何度も謝って、しばしとめさせてもらいました。

お気に入りのベッドの上にタオルで巻いた水枕を置き、おしっこマットを広げ、その上に寝かせてあげました。死後硬直の前に体勢を整えてあげないといけません。

そして、背中とおなかにタオルで巻いた保冷剤を添えました。
最後におなかに愛用していた毛布を掛けてあげると……眠っているようにしか見えない!!不思議な気持ちになりました。